「愛用していた本が太陽の光で黄色く変色してしまった！」や「インターネットで購入した中古本がかなり黄ばんでいた」というのはよく聞く話ですね。
こんなとき、どう対処するか迷いますよね？
この記事では、日焼けによって黄ばんだ本をできるだけ元の白さに近づける方法を紹介します。
これで、読書をもっと楽しむことができます。
日焼けした本の黄ばみ対策
日焼けで黄色くなった本を元の状態に近づける手頃な方法をいくつか紹介します。これらは私が実際に試して効果を実感したものです。
☑ 軽い黄ばみは消しゴムで対処
☑ 紙やすりで表面を削る
☑ 漂白剤で白くする
消しゴムを使用する
本の全体
軽い日焼けによる黄ばみは、消しゴムで擦ることで除去可能です。
ホコリや他の汚れが原因で黄色く見えている場合も多く、消しゴムを使うと見違えるほど明るくなることがあります。
消しゴムを使う方法はシンプルで、本へのダメージも少ないため、どの部分にも安心して使えます。
是非、試してみてください。
紙やすりで削る
本の天、地、小口や未コーティングのカバー
私が特にお勧めするのがこの方法です。
紙やすりを使用して日焼けした部分を削り取り、本の白さを取り戻すことができます。
紙やすりは金属製よりも入手しやすく、使いやすいため、強く推薦します。
つい先日紙やすり2種類買ってきて単行本の黄ばみを綺麗にしてた僕にはホットな話
— ラナ🏹͙♦️👠🎧🐰 (@141_lovearrow) July 10, 2022
黄ばみがひどい場合は、荒い目の紙やすりが必要になることもあります。
私がダイソーで購入した紙やすりセットには、荒目から細目まで揃っているため、非常に便利です。
漂白剤で白くする
慎重に選ぶ必要がある
漂白剤を用いた方法は比較的単純です。まずは手袋をして、漂白剤を含ませたタオルで黄ばんだ部分を拭き取ります。
その後、水で濡らしたタオルで押さえて漂白剤を除去します。
ただし、この方法はリスクを伴うため、推奨はしません。
水分で紙が波打ったり、関係ない部分が白くなったり、不均一な白さが出たりすることがあり、紙へのダメージが大きいです。
漂白剤は強力で、広範囲の黄ばみには適していません。
本の黄ばみへの対応を再考する
先に挙げた通り、本の黄ばみを除去する方法は複数ありますが、最初に考えるべきは、本当に黄ばみを取り除く必要があるのかという点です。
どの方法を選んでも、本には必ずある程度のダメージを与えてしまうためです。
私自身の対応を例に挙げると以下の通りです。
●黄ばみがあってもそのままにする場合
新品で購入し、大切に保管している本
中古で購入したが、読後は特に保管する必要がないと感じる本
●黄ばみがある場合に白くしたい本
長期保存を目的とした中古本
個人の価値観や本への愛着によって適切な対応は変わりますから、納得のいく選択をすることが重要です。
実際の体験から言うと、新品で購入した愛着のある本が日焼けで黄色く変色した際、きれいに修復しようと試みましたが、結果的に見た目を損ねてしまったことがあります。
再購入が可能なら良いですが、絶版の場合は非常に残念な結果となります。
特に大切な本に対しては慎重な対応をお勧めします。
本を愛する方は、触感や見た目にもこだわる傾向がありますので、後悔のないよう注意深く行動してください。
まとめ：日焼けした本の黄ばみ取り
以上の通り、日焼けによる黄色い変色を取り除く方法として、消しゴム、紙やすり、漂白剤があります。
これらの中でも私が特に推奨するのは「紙やすり」です。
効果と本へのダメージのバランスを考慮すると、紙やすりは最も効果的です。
入手しやすく、作業の加減が調節しやすいため、失敗のリスクが低いです。
この記事を読んでいるあなたは、本を大切にし、美しく保持したいと願っている素晴らしい読者です。
もし本の黄ばみが気になる場合は、紹介した方法を試して、読書の楽しみを存分に味わってください。
