エレベーターで見る「R」と「B」の謎を解き明かす！「R」「B1F」「B2F」の表示に隠された意味とは？

エレベーターで見かける「R」や「B」のマーク、これらが何を意味しているかご存知ですか？

エレベーターでよく目にする「B1」や「B1F」に見られる「B」が何を表しているか、気になったことはありませんか？

毎日のように目にするこれらの表示には、それぞれ建物の「屋上」と「地下室」を指す重要な意味が込められています。

この記事では、そんなエレベーター内の表示が持つ具体的な意味と、それが私たちの建築利用にどのように影響を与えるかを詳しく解説します。

建物をもっと賢く、効率的に使うヒントがここに隠されています。

地下（B）と屋上（R）の意味

エレベーターに表示される「B」と「R」は、それぞれ以下の意味を持っています：

B (basement)：地下室
R (rooftop)：屋上

「Basement」は建物の地下室を、「Rooftop」は建物の屋上を示しています。

このように、建物内の各部分は特定の機能を持っており、その機能に応じて略称が割り当てられています。

通常、建物の階層は地上階を基準に数えられます。

建築計画では、「GL」という表記でGround Level（地面レベル）が示され、これは建物の入り口やメインフロアが位置する高さを指します。

地下（B）と屋上（R）の活用とその重要性

地下室（B）は、限られた土地を有効に利用するため、また特定の機能を果たすために設計されます。

例えば、ワインセラーやアーカイブストレージとして利用されることがあり、地下特有の低温と湿度が保たれやすい環境が理想的です。

しかし、木造建築や新築の鉄筋コンクリート建物では、湿度の問題が挑戦となることもあります。

特に、地下水位が高い地域では、地下室の壁に水が浸透しやすく、長期的な損傷が発生するリスクがあります。

アジア最大級と言われる、三井倶楽部の地下ワインセラーをご案内いただいています。
漫画の神の雫にも登場したということです🍷 pic.twitter.com/AmiZJtzxil

— 田邉公一🍷 著書「ワインを楽しむ」 (@tanabe_duvin) December 3, 2020

一方、屋上（R）は、単なる開放空間としてではなく、ビルの価値を高める多目的スペースとして活用されています。

屋上庭園や屋上バー、レストランなどが設けられることで、居心地の良いリクリエーションエリアや、都市の眺望を楽しむ場所としての価値を提供します。

また、都市部では屋上緑化が推進され、環境負荷の軽減にも寄与しています。

東京と神戸にすごいホテルオープンきた…！人気のお洒落宿TRUNK HOTEL新施設、雰囲気良すぎなルーフトッププール&バー完備、渋谷はシアタールームも…！神戸は最上階プールが30m級のオシャレ空間になるらしい…⛱️ pic.twitter.com/gpxtp6swLq

— Halohalo｜旅行レジャー情報 (@halohalo_travel) September 21, 2023