毎日の掃除にも関わらず、「なぜキッチンの床がベタベタするのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
このベタつきの主な原因は、調理中に飛び散る油汚れです。
料理時には、油がコンロ周りだけでなくキッチン全体に散らばりがちです。
忙しいと、このような床の汚れまで手が回らないこともしばしばです。
ただ、水拭きだけでは油汚れは落ちにくいもの。
効果的に掃除するには、専用の洗剤や重曹、アルカリ電解水を使用し、スプレーした後にしばらく放置するなど、少し手間をかけることが必要です。
手間はかかりますが、キッチンの床を清潔に保つことで作業が格段に快適になります。
この記事では、キッチンの床がベタつく理由と、それを解消する効果的な掃除方法、さらに清潔を保つためのポイントをご紹介します。
なぜキッチンの床がベタつくのか?
頻繁に掃除しているにもかかわらずキッチンの床がベタベタになることがあります。
これは、普段の掃除で完全には落としきれない調理中の油汚れが原因です。
特に揚げ物や炒め物をするときには、食材からも油が飛び散ります。
調理に集中していると、ついフライパンから離れて別の作業をしてしまうこともありますが、その間にもキッチンの床や壁に油が飛び散っているのです。
また、スリッパを履いていると、床の汚れが目立たなくなりがちで、知らず知らずのうちに油汚れが床に広がり、問題を悪化させることもあります。
キッチンの床のベタつきと黒ずみを効果的に取り除く方法
新居に引っ越した当初、キッチンの床は光り輝いていましたが、時間が経つと次第に、
「この床、ベタベタしているな…」
「しかも、黒ずんできているような…?」
という問題が出てきます。これらの汚れを効果的に取り除くためには、以下の洗剤がおすすめです。
■弱アルカリ性クリーナー
■中性クリーナー
■アルカリ電解水
■重曹水
弱アルカリ性クリーナー
キッチン床の油汚れには、弱アルカリ性クリーナーが有効です。
洗浄力は製品によって異なりますが、床に優しい弱アルカリ性を推奨します。
中性クリーナー
中性クリーナーは洗浄力が若干劣るものの、多目的に使用可能な基本の洗剤です。
肌や床材を傷めない優しい成分で構成されています。
アルカリ電解水
油性汚れに対してはアルカリ性が効果的です。
アルカリ電解水は洗浄力が強く、さらに除菌効果も期待できます。
使用する際は、製品の注意事項を確認し、適切に薄めて使うことでサッとした仕上がりが得られます。
重曹水
重曹は万能洗剤として広く知られており、水100mlに対して重曹を小さじ1混ぜて使用します。
重曹は溶けにくいため、しっかりと溶かすことが重要です。
フローリング使用の際は、ツヤを損ねる可能性があるため、目立たない場所でのテストを推奨します。
洗剤を使用した掃除のコツ
アルカリ電解水や重曹水での掃除は、スプレー後にしばらく放置してから拭き取る方法が効果的です。
特に頑固な汚れには、すぐに拭き取らずに少し時間を置くことが効果的ですが、床材を傷めないように放置時間は5分程度にしましょう。
キッチンのフローリングを長持ちさせる清潔のコツ
キッチンのフローリングがピカピカの状態をどうにかして保ちたいですよね。
「この美しい床をずっと維持したい!」
私も大掃除をすると、キッチンだけでなく、洗面所や引き出しの整理後には同じように感じますが、継続するのはなかなか難しいものです。
特に油汚れによる床のベタつきは掃除が大変で、気持ちの良い作業とは言えません。
しかし、日常の小さな工夫と習慣で、フローリングをきれいに保つことは可能です。
洗剤の残留を防ぐ水拭き
多くのクリーナーに含まれる界面活性剤は油を引き寄せる性質があります。
洗剤が床に残ると汚れが付きやすくなるため、クリーナーで拭いた後は、必ず水拭きをして洗剤をしっかり落とすことが重要です。
キッチンマットとスリッパを定期的に洗う
キッチンマットやスリッパにも油汚れが蓄積されがちです。
これらを定期的に洗濯することでフローリングの清潔を保つことにつながります。
我が家では、スリッパは定期的に拭くことに加え、使用感に応じて洗うこともあります。
キッチン用のスリッパは他のスリッパと比べると汚れが異なるので、油汚れの影響が明らかになります。
スリッパの使い分け
キッチンでの作業には、使い捨て可能な安価なスリッパを使用し、汚れたら新しいものに交換するのがおすすめです。
これによりキッチンだけでなく、家全体の清潔を保つことができます。
まとめ:キッチンのフローリングを清潔に保つための方法
キッチンのフローリングのベタつきの主な原因は油汚れです。
この問題に対処するために有効な洗剤は以下の通りです。
・弱アルカリ性のクリーナー
・中性のクリーナー
・アルカリ電解水
・重曹を溶かした水
キッチンは毎日使用する場所だからこそ、フローリングを清潔に保ちながら快適に料理を楽しむことが大切です。
効果的に床の汚れを取り除き、清潔を維持する日常の習慣を見直しましょう。