七夕の季節になるとよく耳にする「笹の葉さらさら、軒端(のきば)に揺れる」という歌詞が特徴的な童謡「たなばたさま」。
この歌には「軒端(のきば)」や「砂子(すなご)」といった普段聞き慣れない言葉が含まれており、その意味が一見わかりにくいかもしれません。
本記事では、これらの意味について紹介してきます!
ぜひ、歌詞の意味を理解することで、七夕の歌もより一層身近なものになると思います!
七夕の歌「たなばたさま」について
多くの人が「ささのはさらさら」と親しんでいるこの歌の正式なタイトルは「たなばたさま」です。
権藤はなよさんによる作詞、林柳波さんによる補作詞、そして下総皖一さんによる作曲で、その親しみやすいメロディが特徴です。
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「たなばたさま」の歌詞解説
この童謡に登場する主な歌詞は以下の通りです:
「たなばたさま」
ささの葉 さらさら
軒端(のきば)に ゆれる
お星さま きらきら
きんぎん 砂子(すなご)五しきの 短冊
わたしが かいた
お星さま きらきら
空から みてる
歌詞中の「軒端(のきば)」は、家の屋根の端を指す言葉で、建物を雨や雪から守る部分です。
「金銀砂子(すなご)」は、金と銀を細かくした粒のことを指し、これが星の輝きに例えられています。
これらの言葉を理解することで、七夕のロマンチックな風景や、その風情をより深く感じることができるでしょう。
「軒端:のきば」という言葉の説明
「軒端に揺れる」という歌詞で使われる「軒端:のきば」は、家の屋根の端を指します。
軒とは屋根が建物の壁から突出した部分で、雨や雪、そして直射日光から建物を守る重要な役割を持っています。
このフレーズでは、家の軒先で笹の葉が風に揺れている様子を描いています。
「たなばたさまのうた」の1番の歌詞にある「のきば」。漢字で書くと軒(のき)の端(はし)。屋根の端っこのことで、お家の壁より外に出てる部分のことなんだって!!
今日は七夕、織姫さまと彦星さまが会えますように!! pic.twitter.com/5MudgPLdrk
— 時代殺陣連珠_のゆるゆる日記ー枝垂柳にとびつくカエル☆ (@rentOvOtama) July 6, 2021
「砂子:すなご」とは
「金銀砂子(きんぎんすなご)」という言葉が歌詞に登場しますが、これは金箔や銀箔を微細な粉にしたものです。
この粉は、日本の伝統工芸である箔押しに使用され、和紙や障子に使われることがあります。
歌詞で「星空に輝く星々が金銀の砂子のようにキラキラと輝いている」と表現されており、七夕の夜空の美しい光景を表しています。
明日は7月7日・・・そう七夕
そこで「たなばたさま」って童謡で
お星さまキラキラ きんぎんすなごってあるじゃん
子供の頃 きんぎんすなごって意味が🤔💭
漢字にすれば金銀砂子ってだいたい意味が分かる
金と銀の粉を撒いたような夜空って事ね😅
だけども明日の岡山は雨模様・・・😱— 世界のよしお (@kiss_kiss5555) July 6, 2023
「すなご」を「つなごう」と誤解する人もいますが、これは聞き間違えによるものです。
正しい言葉は「砂子」であり、このユニークな発音と意味を理解することが重要です。
補足:五色の短冊の意味は?
ここまで紹介した『のきば』や『すなご』以外にも気になるフレーズがありますよね。
『五しきの 短冊』
これについても引用して紹介しておきます!
たなばたさま🎋
ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子(すなご)五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる五色の短冊に意味があるんですね
夢の中で、とても素敵な出逢いがあり、良い目覚めでした🥰
叶いますように💕#たなばた #七夕 #短冊 pic.twitter.com/8vlakl2IBv— KEIKO先生🌹ラジオパーソナリティで宅建家庭教師 (@keikococostyle) July 7, 2021
まとめ:歌詞の意味を深く理解する
多くの人が幼い頃から親しんでいる七夕の歌ですが、その意味を完全に理解していない人も多いでしょう。
歌詞の正しい意味を把握することで、歌が伝える感情やメッセージがより深く感じられるようになります。
今年の七夕には、これらの歌詞の意味を子どもや友人に教えて、一緒に新しい気持ちで歌ってみてはいかがでしょうか。