珪藻土製のバスマットはその優れた吸水性から多くの家庭で愛用されていますが、廃棄する際の方法は意外と知られていないものです。
処分方法は地域によって異なることが一般的で、通常は不燃物や粗大ゴミとして分類されます。
過去にはアスベストを含む製品もあり、その安全な処理が重要視されていました。
この記事では、メーカーが不明であっても適切に処理する方法をご紹介します。
珪藻土マットの処分方法
珪藻土マットを廃棄する主な方法は以下の四つです。
☑地方自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する。
☑地方自治体による不燃物処理ルートで処分を依頼する。
☑製品のメーカーまたは販売店の回収プログラムを利用する。
☑業者に不用品を回収してもらう。
地域によって利用できる方法が異なるため、それぞれの詳細を以下で説明します。
地方自治体による粗大ゴミ回収
大型の珪藻土マットは、地方自治体が行う粗大ゴミ回収サービスで処分されることが多いです。
処分する際は指定された日に指定の場所へ出す必要がありますが、ほとんどの場合は無料で回収してもらえます。
不燃物としての処分
小型の珪藻土マットは、地方自治体の不燃物として処理することができます。
通常、料金はかからない場合が多いですが、マットの角がゴミ袋を破る可能性があるため、新聞紙で包んでからゴミ袋に入れるのが良いでしょう。
メーカーや販売店の回収プログラム
以前にアスベスト問題があったマットの場合、メーカーや販売店による回収プログラムが存在することがあります。
製品がまだ手元にある場合は、早めに回収を依頼することが推奨されます。
不用品回収業者の利用
不用品回収業者を利用する方法もあります。
これは他の大型ゴミと一緒に、直接自宅から回収してもらうことができるため、非常に便利です。
有料ですが、自治体のゴミの日に合わせる必要がなく、一度に多くの不用品を処分することが可能です。
破損した珪藻土バスマットの処分方法
珪藻土製のバスマットは、不注意により割れてしまうことがあります。
割れて小さくなった珪藻土マットは、不燃ごみとして処理することができるため、意外と簡単にゴミ袋に入れられるというメリットがあります。
しかし、尖った破片がゴミ袋を破るリスクがあるため、扱いには注意が必要です。
これが原因で、廃棄する人や回収する作業員が怪我をすることがあります。
破損しても機能を保持する珪藻土マット
珪藻土マットが割れたとしても、その吸水性や放湿性は保たれるため、廃棄する必要はありません。
小さい破損であれば、割れた部分を紙やすりで滑らかにすることで安全に再利用できます。
さらに、細かく砕けた場合は、消臭剤や湿気取りとしてクローゼットやタンス、靴箱に活用したり、靴の手入れに使用することができます。
だしの素入れてるプラ瓶、湿気対策で珪藻土の除湿剤入れててもガチガチに湿気ってたのけどキッチンタオルの破片入れたらめちゃくちゃ丁度いい湿気になってる☺️☺️☺️紙！！最高の除湿剤！！！ pic.twitter.com/kp6zhaETDU
— 🌻りべ🌻4y♂＋23w (@tataraaaan) July 2, 2020
メーカー不明の珪藻土マットの処分方法
贈り物であったり、購入詳細が不明な珪藻土マットの処分には注意が必要です。
特に、アスベスト含有の可能性があるため、メーカー不明の場合は自治体にその旨を伝え、指示を仰ぐべきです。
メーカーを確認するためには、購入した店舗に問い合わせるのも一つの方法です。
店舗がアスベスト含有情報を提供している場合もありますので、確認することが重要です。
まとめ
珪藻土マットはその便利性から多くの家庭で重宝されています。
割れても機能性は変わらず、適切に管理すれば長期間使い続けることができます。
珪藻土マットの処分は通常、地方自治体で燃えないゴミや粗大ゴミとして行われますが、アスベスト混入の過去があるため、メーカー不明の場合は特に慎重に行う必要があります。
安全かつ適切な方法で処分しましょう。
