幼児が突然お風呂を嫌がることはよくあります。
その理由には、もっと遊びたい、顔や頭に水がかかるのが嫌、お風呂が退屈だと感じるなどがあります。
幼児は自分の意思を表現し始める年齢なので、お風呂を嫌がることもあります。
親が急いでお風呂に入れようとすると、子どもがお風呂嫌いになる可能性があります。
子どもが嫌な思いをせずにお風呂を楽しめる環境を作ることが大切です。
私の娘も同じような問題を経験しましたが、調査と実践を通じて見つけた成功方法を共有します。
一緒にお風呂の時間を楽しみましょう!
この記事では、お風呂への誘い方、お風呂を楽しむコツ、子どもが嫌がる時の間違ったお風呂の入れ方、そして手作りおもちゃ(バスボム)の作り方を紹介します!
幼児がお風呂を嫌がる時の対処法4つ
幼児がお風呂を嫌がる時、効果的な対処法が4つあります。
私の娘も時々お風呂を嫌がりますが、これらの方法が役立ちました。
不快な理由や親の行動をチェック
子どもの好みを理解する
おもちゃを準備する
入浴剤を使う
これらについて詳しく見ていきましょう。
不快な理由や親の行動をチェック
お風呂を嫌がる理由を探ることは大切です。
以下のポイントをチェックしてみましょう:
なぜお風呂が嫌なのか
お風呂の意義が理解されているか
事前に予告されているか
無理に洗っていないか
これらを一つずつ見ていきます。
理由の探求:
幼児は自分の感情をある程度伝えることができます。
お風呂を嫌がる理由を聞いてみましょう。
たとえば、「顔を洗うのが嫌い」「暑いのが苦手」「シャンプーが怖い」といった理由があります。
例えば、目に泡が入って痛かったからとすれば、「目に入らないように洗うね」と声をかけ、注意深く洗うようにすると良いですよ。
お風呂の目的の理解:
幼児は「体をきれいにする」というお風呂の目的を理解していないことがあります。
「お風呂に入るときれいになるよ」「きれいにしないと体がかゆくなるよ」と説明するといいでしょう。
理由を理解すると、子どももお風呂に入ることを受け入れやすくなります。
予告の大切さ:
子どもは急な変更に対応しにくいので、お風呂に入ることを事前に予告することが重要です。
「お風呂に入るよ!」と急に言うのではなく、段階的に予告しましょう。
例えば、「あと3回遊んだらお風呂に入ろう」と最初に声をかけ、「3回遊んだから入ろうか」と続けます。
それでも嫌がる場合は、「それでは、もう1回だけ遊ぼう」と待ってあげましょう。
親の気配りや待ち時間が子どもとの信頼関係を築くことにつながります。
親の提案に加えて、「もう少し遊んでから入ろうか?」と子どもに決めさせるのも効果的です。
無理に洗わないこと:
まだ2歳の子どもは自分で完全に洗うことが難しいです。
また、じっとしていないため無理に洗ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、大人には意図しなくても子どもには強引に感じられる可能性があります。
特に、頭や顔の洗浄は子どもにとって不安の原因になります。
子どものペースを尊重し、完全に洗えなくても自分で試みさせ、必要に応じて手伝いましょう。
シャンプーハットの使用や洗う姿勢の変更などの工夫も効果的です。
2歳児とお風呂の時間を楽しむための方法:おもちゃ以外で
お風呂を嫌がる2歳の子供に対し、おもちゃだけに頼るのではなく、他の楽しい方法を試してみませんか?
以下に、お風呂の時間を楽しくするための秘訣を紹介します。
ごっこ遊びをする
泡を使って遊びながら洗う
歌を歌う
これらの方法について詳しく見ていきましょう。
ごっこ遊びを取り入れる
シャンプー時に美容院ごっこなど、ごっこ遊びを取り入れると、2歳の子供は喜んでくれます。
「お痒いところはありますか?」と尋ねると、我が家の娘も喜んで反応してくれます。
おもちゃで遊ぶのもいいですが、ごっこ遊びは子供が集中してお風呂に入るのに役立ちます。
泡で遊びながら洗う
シャンプー時に髪型を変えたり、泡で顔を作ったりするのも楽しいです。
我が家の2歳の娘は、髪で「ドキンちゃん」や「ばいきんまん」に変身するのを楽しんでいます。
お気に入りのキャラクターに変身させることで、お風呂の時間をより楽しくすることができます。
また、肌に優しい「ベビーボーンのベビーソープ」は、泡が目に入っても痛くないので、お風呂が苦手な子供におすすめです。
お風呂で歌う
お風呂での歌は楽しい時間を過ごすのに最適です。
2歳になると、子供も歌を上手に歌えるようになります。
一緒に歌うと、バスタイムがより楽しいものになります。
子供の好きな歌を流すのもいいアイデアです。
我が家では、お風呂用のスピーカーで音楽を流すと、娘は喜んでお風呂に入ります。
2歳児のお風呂拒否へのNG対応と対策
2歳児がお風呂を嫌がるときに親がやりがちな失敗としてあげられるNGな対応方法をご紹介します。
これらを避けることで、お風呂の時間をスムーズに進めることができます。
注意すべきNGな対応は以下の通りです。
怒る
脅す
強引に入れる
これらの対応方法について詳しく見ていきましょう。
怒る
子どもが「お風呂に入りたくない」と言った時、怒ると状況はさらに悪化します。
親もストレスを感じ、問題が解決しないことが多いです。
怒りそうになったら、一旦深呼吸して数秒待ってみましょう。
これで怒りが少し落ち着くはずです。怒ることが多い場合は、回数を減らすよう意識しましょう。
もし怒ってしまったら、子どもに謝り、もう一度お風呂への誘い方を試してみてください。
脅す
子どもを脅すことは、彼らを怖がらせ、お風呂嫌いを助長します。
「お風呂に入らないと鬼が来るよ」といった脅しは、子どもを泣かせる原因となりますし、夜泣きを引き起こすこともあります。
特に2歳の子どもは親の言葉を真に受けがちなので、脅すことは避けるべきです。
強引に入れる
子どもを無理やりお風呂に入れるのは、泣く原因となり、お風呂を嫌うきっかけにもなります。
子どもがお風呂を嫌がる理由をまずは聞いてみましょう。
理由がなくても、優しく説得し、上述の方法で楽しくお風呂に誘ってみてください。
2歳児のための手作りバスボムで楽しいお風呂タイムを!
お子さんが2歳の時、手作りのバスボムでお風呂の時間を楽しくしましょう。
バスボムはお風呂での遊びのアイテムになるだけでなく、炭酸の効果で温浴効果も期待できます。
自宅で簡単に作れるバスボムを使って、お風呂嫌いを克服しませんか?
子供と一緒にいろいろな種類のバスボムを作るのも楽しいですよ。
バスボム作りの準備
重曹:大さじ2
クエン酸:大さじ1
片栗粉:大さじ1
水:霧吹きで加える(少量)
食紅:お好みで(使用は任意)
計量スプーン
ラップ
霧吹き(スプレーボトル)
混ぜるためのボウルとスプーン
バスボムの色はお好みで変えられますし、重曹やクエン酸は100円ショップで手に入ります。
ポイント:
重曹、クエン酸、片栗粉の割合は2:1:1です。
3歳未満の子供や敏感肌の方はエッセンシャルオイルを避けましょう。
使用する場合でも量は控えめに(5滴程度)。
バスボムの作り方
①ボウルに重曹、クエン酸、片栗粉を入れ、混ぜ合わせます。
色を付ける場合はこの時に食紅を加えてください。
②霧吹きで水を少しずつ加えながら混ぜます。
スプーンで押すとしっとりとまとまる状態が良いです。
一気に水を加えると発泡してしまうので、少しずつ加えることが大切です。
③ラップに取り出し、丸めて固めます。
しっかりと圧縮して、ラップで包み込むようにしてください。
④3時間以上乾燥させれば完成です。
湿気の少ない場所で乾燥させてください。
製氷皿で形を作る場合は、乾燥後に慎重に取り出しましょう。
中に小さなおもちゃを入れたり、製氷皿やカプセルを使って形を作るのも面白いですよ。
手作りバスボムの使い方
手作りバスボムは市販のものと同じように使います。
お風呂に入れて楽しんでください。
炭酸の効果で血行が良くなり、疲れや冷えにも効果的です。
子供が多く入れたがることがあるので、皮膚への刺激を避けるため、1回の入浴につき1個の使用に留めましょう。
2歳児は物を口にすることがあるので、バスボムを食べないように注意してください。
作ったバスボムはラップで包んで、湿気のない場所に保管してください。
2歳児と一緒にお風呂を楽しむコツのまとめ
・2歳の子供がお風呂を嫌がる際の対応方法として、子供の不快な理由を把握し、彼らの関心を惹く方法や、おもちゃや入浴剤の活用が効果的です。
・お風呂を嫌がる原因を探り、お風呂の重要性を理解しているか確認し、事前に予告することや、強引な洗い方を避けることが重要です。
・子供の前向きな態度を引き出すためには、彼らに手伝いをさせたり、選択肢を提供することがポイントです。
・お風呂の遊び道具としては、氷やタオルがお勧めです。また、おもちゃ以外でお風呂を楽しくする方法として、ごっこ遊び、泡で遊ぶこと、歌を歌うことがあります。
避けるべき誘い方には、「怒る」「脅す」「強引に入れる」が含まれます。
2歳児に人気のバスボムは家で作ることができますが、口に入れないよう注意する必要があります。
2歳児とお風呂の時間を楽しむための方法はたくさんありますので、嫌がるイヤイヤを減らして、親子での楽しいお風呂タイムを見つけてみてください~♪